2018制度研の会

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 例年この時期に開催している制度研の研修会を6月30日に行いました。今年度は福岡と高知の学校事務職員の方から話を伺いました。
 福岡の方からは「教育の無償化で本当に修学保障ができるのか?」という話でした。まずは国がすすめようとしている教育の無償化はとはということで。それは修学保障ではなく、人材育成のためだということ。そしてその財源や所得制限についても問題があるということでした。次に、義務教育の教育費負担の論議がされていないということ。 義務教育では、現在、授業料と教科書だけが無償になっているが、それだけでいいのか。学用品・学校給食費・交通費などすべての経費を無償化していく必要があるのではないか。そして、無償について考えていく時に、人材育成に対抗する権利としての教育。修学保障とは。無償とは。教育の機会均等についてあらためて考えていくことが必要だという話でした。最後に、「人」と「制度」をつなぐことが大切だという話でした。たくさんの貴重な資料を基にした話で、今、議論になっている無償化についてその本質や流れ、そして本当の無償化を実現していくためには何が必要か学ぶことが出来ました。
 高知の方からは「修学保障に向けて・高知の現状と取り組み」についてという話でした。高知県は全国でも就学援助率(25%)が高い県であり、必要な家庭に援助がある程度届いているかも知れないということでした。就学援助は市町村がおこなうもので、住民の合意と市町村の決断があれば、より充実させることが出来る。高知では、市民団体や組合などが積極的にこの問題に対して学習会や市教委との話し合いをおこなっている。また。制度研でも「知は力」ということで、修学保障や保護者負担軽減などについて講師をむかえながら学習会をおこなっている。学校内でも、子どもの家庭環境を理解するために、校内研究会の時に生活保護の話をしたり事務だよりで情報などを発信している。また、保護者負担軽減のための努力を続けている。この制度を拡げていくために、学校外との繋がり、学校内での取り組み、学習していくことが大切だということを学びました。

 当日は、大雨の影響で列車が運休して、講師の方には、急遽JRから車に変えたり、山陰線経由から新幹線経由に変えたりされました。一時は会の開催も危ぶまれたのですが、大変な努力をされ来られたことに感謝しつつ、大変充実した学びの場となりました。

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